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宮武 陽子*; 長谷 博友*; 松浦 かおる*; 田口 光正; 星野 幹雄*; 荒井 重義*
Journal of Physical Chemistry B, 102(43), p.8389 - 8394, 1998/00
被引用回数:6 パーセンタイル:21.76(Chemistry, Physical)硝酸銀及び過塩素酸銀のエタノール及びMTHF溶液を77Kで線照射することによりAgの電子捕獲反応が起こり、Ag原子が生成した。定常的発光測定により500nmと580nm付近の2種類の発光バンドが観測され、時間分解測定からそれぞれの発光寿命が得られた。Agの濃度を高くしていった時には、500nmのバンドは増大したが、それに付随して580nmのバンドの強度は減少した。500nmのバンドは次の3成分からなっていることが分かった。1.寿命1s,Ag-Agのエキサイプレックスの発光、2.寿命2s,弱いながらも溶媒とカップリングしているAgからの発光、3.寿命3s,溶媒とほとんど相互作用の無い状態でのAgからの発光。一方、580nmのバンドは1s程度で立ち上がり、40~50sで減衰した。このバンドは溶媒とAgとのエキサイプレックスに帰属された。